クレジットカードでマイルを貯めるならどのカードがおすすめ?航空系クレジットカードの選び方とおすすめカード

日々の出費をマイル系クレジットカードで決済すれば、コツコツ貯まったマイルで特典航空券をゲットできます。

しかし、マイルを貯められるクレジットカードは世の中にたくさんあるため、いったいどれがいいのか迷ってしまいますよね?

結論から言うと、自分に合ったマイル系クレジットカードを選ぶには、以下の3点が重要です。

重要な3つのポイント
  • よく利用する航空会社
  • マイル還元率の高さ
  • 日常生活(買いものや通勤)での貯めやすさ

当記事では、ANA&JAL系のクレジットカードをはじめ、全部で16種類のマイル系クレジットカードを紹介します。

実際の利用シーンを想定しながら、自身のライフスタイルで活用しやすい一枚を探してみてください。

クレジットカードでANAマイル

はじめに、ANAマイルを貯めやすいクレジットカードを6枚紹介します。

ANAマイルを貯めやすいクレジットカード
  • ANAアメリカン・エキスプレス・カード
  • ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
  • ANAJCB一般カード
  • ANAJCBワイドカード
  • ANAToMeCARDPASMOJCB(ソラチカカード)
  • 楽天ANAマイレージクラブカード

ANAカードは、毎年カードを更新するだけでボーナスマイルが付与されるのが特徴です。一枚ずつ、メリットを比較してみましょう。

ANAアメリカン・エキスプレス・カード陸と空でマイルを貯める

出典:ANAアメリカン・エキスプレス・カード

年会費 7,700円 申し込み資格 20歳以上
ポイント還元率 0.50%~0.75% 電子マネー
スマホ決済
楽天Edy
Apple Pay
ポイント使用例 Amazonギフトカード
全国百貨店共通商品券
(アメリカン・エキスプレス メンバーシップ・リワード ANAコース)
付帯保険 海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
国際ブランド 追加カード 家族カード:年会費2,750円
ETCカード:年会費無料
開催中のキャンペーン
1,000マイルプレゼント
・新規ご入会でプレゼント。
最大14,000メンバーシップ・リワードポイントプレゼント
・新規ご入会&ご入会後3ヶ月以内にご利用金額に応じてプレゼント。

公式サイトはこちら

ANAアメリカン・エキスプレス・カード
おすすめポイント
  • マイル還元率が1.0%と高い
  • 入会特典で、最大30,000マイル獲得できる
  • ポイント移行コース登録で、ポイントが無期限になる

ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、マイル還元率が1.0%(100円につき1マイル)と高いのが特徴。

「ANAアメリカン・エキスプレス提携カードメンバーシップ・リワード」により、通常のカード利用では100円につき1ポイントが貯まり、年会費6,600年(税込)の「ポイント移行コース」に登録することで、1,000ポイント=1,000マイル単位でポイントをマイルに移行できます。ANAマイルの有効期限は、獲得した月から36ヵ月後の月末までとなります。

常生活の中でどんどんマイルが貯まり、陸マイラーにもおすすめです。じっくりとマイルを貯め、好きなタイミングでマイルに移行すれば、せっかく貯めたポイントが無駄になってしまうこともありません。

年会費は7,700円(税込)と一見高く感じられますが、入会特典として最大30,000マイルを獲得できます。

■入会特典最大30,000マイルの内訳

ボーナスの種類 獲得マイル数 適用条件
入会ボーナス 1,000マイル
利用ボーナス1 1,000マイル 入会後3ヵ月以内にカード一回の会計で1,000円以上利用
利用ボーナス2 10,000マイル 入会後3ヵ月以内に30万円以上利用
利用ボーナス3 13,000マイル 入会後3ヵ月以内に50万円以上利用
通常利用ポイント 5,000マイル 50万円利用時
合計 30,000マイル

入会するだけで1,000マイルを獲得できるうえ、毎年のカード継続のたびに1,000マイルが加算されます。

さらにANA航空券や旅行商品など、ANAグループでカードを利用するとポイントが1.5倍になるため、ANA便によく搭乗する人はお得にポイントを貯めやすいはずです。また、ANAカードマイルプラス加盟店でカードを利用すると、通常のポイントに加え、100円につき1マイルが自動加算されます。

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード有効期限なしでマイルを貯める


出典:ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

年会費 34,100円 申し込み資格 20歳以上
ポイント還元率 1.00%~3.00% 電子マネー
スマホ決済
楽天Edy
Apple Pay
ポイント使用例 ANAマイル
カード請求代金割引

(アメリカン・エキスプレス メンバーシップ・リワード ANAコース)
付帯保険 海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
国際ブランド 追加カード 家族カード:年会費17,050円
ETCカード:年会費無料
開催中のキャンペーン
1,000マイルプレゼント
・新規ご入会でプレゼント。
最大14,000メンバーシップ・リワードポイントプレゼント
・新規ご入会&ご入会後3ヶ月以内にご利用金額に応じてプレゼント。

公式サイトはこちら

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
おすすめポイント
  • 入会・継続マイルとして毎年2.000マイルを獲得できる
  • 搭乗ボーナスマイルが25%と高い
  • ポイントは無期限

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、一つ目に紹介したANAアメリカン・エキスプレス・カードのゴールドカード。

年会費は34,100円(税込)と高くなりますが、カード利用で貯まるポイントが無期限になり、ポイント移行コースに登録せずに追加料金不要でポイントをマイルに移行できるようになります。また、ボーナスマイルも最大100,000マイルと多くなります。

■入会特典最大100,000マイルの内訳

ボーナスの種類 獲得マイル数 適用条件
入会ボーナス 2,000マイル
利用ボーナス1 3,000マイル 入会後3ヵ月以内にカード一回の会計で1,000円以上利用
利用ボーナス2 25,000マイル 入会後3ヵ月以内に70万円以上利用
利用ボーナス3 55,000マイル 入会後3ヵ月以内に150万円以上利用
通常利用ポイント 15,000マイル 150万円利用時
合計 100,000マイル

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード会員なら、ANAグループ便を利用するたびに搭乗ボーナスマイルとして25%が付与されます。

例えば、東京-大阪間を積算率100%で利用した場合、一般カードに比べて片道で42マイル、往復で84マイルも多く獲得できます。

■東京-大阪間(区間基本マイレージ280)で獲得できるマイル数

搭乗ボーナスマイル 搭乗ボーナスマイル
ANAアメリカン・エキスプレス・カード 25% 70マイル
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード 10% 28マイル

さらに、ANAグループでのカード利用では、通常の2倍のポイントが貯まります。ANAカードマイルプラス加盟店での利用では、一般カードと同じく、通常のポイントに加えて100円につき1マイルが自動加算されます。

一般カードよりもさらにポイントが貯まりやすく、有効期限を気にする必要もなく、それらのポイントを追加費用を支払うことなくマイルへ移行できるのは、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードならではのメリットでしょう。

ANAJCB一般カード入会&継続ボーナスで貯まる

出典:ANA JCB 一般カード

年会費 2,200円(初年度無料) 申し込み資格 18歳以上
本人または配偶者に安定した継続的な収入のある方
学生不可
ポイント還元率 0.50%~ 電子マネー
スマホ決済
QUICPay
楽天Edy
Apple Pay
Google Pay
ポイント使用例 JCBギフトカード
スターバックスカード
(Oki Dokiポイント)
付帯保険 海外旅行保険
国内航空傷害保険
ショッピング保険(海外のみ)
国際ブランド 追加カード 家族カード:年会費1,100円
ETCカード:年会費無料
開催中のキャンペーン
なし

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ANAJCB一般カード
おすすめポイント
  • 年会費が2,200円(税込)とはじめやすい
  • 「10マイルコース」のマイル移行手数料が、通常より1,100円(税込)お得
  • 海外旅行傷害保険(最高1,000万円)が付帯

ANAJCB一般カードは、年会費が2,200円(税込)と、ANAカードの中では安いのが特徴。「ANAカードを持ちたいけど、どれにしたらいいか迷う」という人におすすめです。

ANAJCB一般カードを利用すると、JCBカードのポイントであるOkiDokiポイントが付与されます。1,000円利用するごとにOkiDokiポイントが1ポイント貯まり、1OkiDokiポイントは5マイルに換算されます。

つまり、実質のマイル還元率は0.5%(1,000円につき5マイル)と計算できます。

また、マイルをもっと効率よく貯めたい人は「10マイルコース」の利用も便利です。

これは1ポイント=10マイルに還元率をアップできるコースで、JCBブランドの場合の年会費は5,500円(税込)。

JCB以外のブランドだと6,600円(税込)かかるため、毎年1,100円(税込)もお得になります。

■ANAマイルへの移行方法

コース 交換レート マイル移行手数料
5マイルコース 1ポイント=5マイル 無料
10マイルコース 1ポイント=10マイル 年間5,500円(税込)

ANAJCB一般カードには海外旅行傷害保険が最高1,000万円、海外のショッピングガード保険が年間最高100万円付帯します。

海外旅行傷害保険は持っているだけで保険証代わりになる「自動付帯」で、事前の手続きも必要ありません。

ANAカードの保険案内デスクにも電話できるため、万が一のトラブルのときもスムーズに対応しやすいでしょう。

ANAJCBワイドカードANAに搭乗してボーナスマイル獲得

出典:ANAJCBワイドカード

年会費 7,975円 申し込み資格 18歳以上
学生不可
ご本人または配偶者に安定継続収入のある方
ポイント還元率 0.50%~ 電子マネー
スマホ決済
QUICPay
楽天Edy
Apple Pay
Google Pay
ポイント使用例 JCBギフトカード
スターバックスカード
(Oki Dokiポイント)
付帯保険 海外旅行保険
国内航空傷害保険
ショッピング保険(海外のみ)
国際ブランド 追加カード 家族カード:年会費1,650円
ETCカード:年会費無料
開催中のキャンペーン
なし

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ANAJCBワイドカード
おすすめポイント
  • ゴールドカードと同様のボーナスマイルがもらえる
  • 年会費はゴールドカードの半額程度
  • 旅行傷害保険は最高5,000万円と充実している

ANAJCBワイドカードは、ANAと三井住友カードが提携して発行しています。ANAJCB一般カードよりワンランク上のクレジットカードです。

普通カードとゴールドカードの中間という位置づけで、年会費は7,975円(税込)。ANAJCBワイドゴールドカードの年会費15,400円(税込)に比べると、約半額程度です。

ANAJCBワイドカードはボーナスマイルが多いのが特徴で、一般カードに比べると2倍以上のマイルが貯まります。

■ANA一般カードとワイドカードの比較

ANAJCB一般カード ANAJCBワイドカード
入会・継続ボーナスマイル 1,000マイル 2,000マイル
搭乗ボーナスマイル 10% 25%

ANAJCBワイドカードの旅行傷害保険は、国内海外ともに最高5,000万円と充実しています。

最高1,000万円のANA一般カードに比べると5倍で、旅行や出張に出かけるときも心強いでしょう。

通常のカード利用では、200円(税込)につきVポイントが1ポイント貯まります。このVポイントは、1ポイント1マイルとして1ポイント単位でANAマイルに移行可能です。また、年会費6,600円(税込)の「2倍コース」に申し込むと、1ポイント=2マイルとして移行可能になります。

ANAカードマイルプラス提携店での利用では、通常ポイントとは別に100円につき1マイルまたは200円につき1マイルが貯まります。

ANAToMeCARDPASMOJCB(ソラチカカード)3つのポイントが貯まる

出典:ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)

年会費 2,200円(初年度無料) 申し込み資格 18歳以上
高校生を除く学生可(一部、お申し込みになれない学校があります)
ご本人または配偶者に安定継続収入のある方
ポイント還元率 0.50%~ 電子マネー
スマホ決済
QUICPay
PASMO
Apple Pay
Google Pay
ポイント使用例 JCBギフトカード
スターバックスカード
(Oki Dokiポイント・メトロポイント)
付帯保険 海外旅行保険
ショッピング保険
国際ブランド 追加カード 家族カード:年会費1,100円
ETCカード:年会費無料
開催中のキャンペーン
なし

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ANAToMeCARDPASMOJCB(ソラチカカード)
おすすめポイント
  • 陸マイラーでもマイルを貯めやすい
  • 3つのポイント(ANAマイル、メトロポイント、OkiDokiポイント)が1枚で貯まる
  • 便利なオートチャージサービス機能付き

ANAToMeCARDPASMOJCB(ソラチカカード)は、PASMO機能とクレジットカード機能が一体となったカード。

JCBがANA、東京メトロと提携して発行しており、ANA便を利用しない陸マイラーでもマイルを貯めやすいのが特徴です。

各ポイントの主な貯め方は、以下のとおり。東京メトロで定期券を購入すると、メトロポイントとOkiDokiポイントの二重取りも可能です。

■3つのポイントの主な貯め方

ポイントの種類 主な貯め方
ANAマイル  

入会・継続ボーナスマイル:1,000マイル
搭乗ボーナスマイル:10%

メトロポイント 1回の乗車につき、平日5ポイント、土日祝15ポイント(定期区間内は対象外)
OkiDokiポイント 1,000円の利用につき1ポイント
通常ポイント:1ポイント=5マイルまたは10マイル(10マイルコースは年間税込5,500円が必要)
ボーナスポイント:1ポイント=3マイル

メトロポイントは、100ポイント=90マイルとしてANAマイルに移行できます。

東京メトロを通勤で使う人、最寄り駅が東京メトロの人などは、ANA便に搭乗しなくてもマイルを貯めやすいでしょう。

また、PASMOには便利なオートチャージサービス機能が付いています。残高が少なくなると自動的にクレジットカードからチャージされるため、改札で引っかかる心配がありません。

楽天ANAマイレージクラブカードマイルへ楽天ポイントから自動交換

出典:楽天ANAマイレージクラブカード

年会費 550円(初年度無料) 申し込み資格 18歳以上
ポイント還元率 1.00%~3.00% 電子マネー
スマホ決済
楽天Edy
ポイント使用例 ANAマイル
楽天Edyチャージ
(楽天ポイント)
付帯保険 海外旅行保険
国際ブランド 追加カード 家族カード:年会費無料
ETCカード:年会費550円
開催中のキャンペーン
楽天ポイント2,000ポイントプレゼント
・新規のお申し込みで楽天ANAマイレージクラブカードが発行された方が対象です。
楽天ポイント3,000ポイントプレゼント
・新規ご入会、楽天ANAマイレージクラブカードご利用で3,000ポイントの期間限定楽天ポイントプレゼント。

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楽天ANAマイレージクラブカード
おすすめポイント
  • 年に一回の利用で年会費550円(税込)が無料
  • 4つの機能が一枚に集約
  • 楽天ポイントとANAマイルから選べる

楽天ANAマイレージクラブカードは、以下の4つの機能をまとめたカード。

ANAカードのように入会・継続ボーナスマイルや搭乗ボーナスマイルはありませんが、楽天市場でよく買いものをする人ならマイルを貯めやすいカードです。

初年度は年会費無料で、2年目以降は年会費として550円(税込)が必要です。

しかし、年一回でもカード利用があれば年会費は無料になるため、比較的簡単に年会費を永年無料にできるでしょう。

楽天ANAマイレージクラブカードのポイントプログラムは、ANAマイルか楽天ポイントの2つから選択可能です。それぞれ以下のようにマイルかポイントが貯まります。

登録後に変更したいときは「楽天e-NAVI」から簡単に手続きできます。

ポイントプログラム
  • ANAマイルコース:200円につき1マイル
  • 楽天ポイントコース:100円につき1ポイント

ANAマイルコースを選択すると、楽天ポイントが2ポイント=1マイルとして、ANAマイルに自動交換されます。

通常、ANAマイルと楽天ポイントの交換には申請手続きが必要ですが、楽天ANAマイレージクラブカードなら手続きの手間がかかりません。

また、楽天ANAマイレージクラブカードから「楽天Edy」にチャージすると、200円につき1ポイント貯まります。

毎日のちょっとした買いものを楽天Edyで決済すれば、小銭を取り出す必要がないうえ、ANAマイルもどんどん貯められるでしょう。

編集部が執筆したANAマイルの貯まりやすいおすすめクレジットカードの記事も、ぜひご覧ください。

クレジットカードでJALマイルを貯めるならコレ

続いて、JALマイルが貯まりやすいクレジットカードを5枚紹介します。

JALマイルが貯まりやすいクレジットカード
  • JALカード
  • JALカードSuica
  • JALカードnavi
  • JALCLUBEST
  • JALカードCLUB-Aゴールドカード

学生限定や20代限定など、年齢条件が定められているカードもあります。

こうしたカードは年会費に対してお得な特典が多いため、対象条件にあてはまるならぜひ検討すべきでしょう。

JALカード普通カード飛行機搭乗で1000マイル


出典:JALカード

年会費 2,200円
(初年度無料)
申し込み資格 18歳以上
ポイント還元率 0.50%~1.00% 電子マネー
スマホ決済
QUICPay
楽天Edy
WAON
楽天ペイ
ポイント使用例 JALマイル
Amazonギフト券

(JALマイルコース)
付帯保険 海外旅行保険
国内旅行保険
国際ブランド 追加カード 家族カード:年会費1,100円(初年度無料)
ETCカード:年会費無料
開催中のキャンペーン・特典
新規ご入会&条件達成で最大3,000マイルプレゼント

<入会ボーナス>
・カード入会月の2カ月後の月末までに5万円以上ご利用で500マイル
<ショッピングマイル・プレミアム入会ボーナス>
・JALカードショッピングマイル・プレミアムへご入会、カード入会月の2カ月後の月末までに5万円以上利用で1,000マイル
<ショッピングマイル>
入会ボーナスの利用金額による通常獲得マイルとして、5万円利用した場合500マイル
<入会搭乗ボーナス>
・入会後、JALグループ便にご搭乗で1,000マイル

キャンペーン期間:2024年2月20日~2024年5月31日 <Web受付日>

公式サイトはこちら

JALカード普通カード
おすすめポイント
  • 毎年搭乗ボーナスマイルとして1,000マイルもらえる
  • JALカード特約店の利用でマイルが2倍貯まる
  • 初年度は年会費無料

JALカード普通カードは、JALカードの中でもっともスタンダードな機能を備えた一枚。「まずはJALカードを試してみたい」という人におすすめです。

年会費は2,200円(税込)かかりますが、初年度は年会費無料。JAL便を利用することで、主に3つのマイルを貯められます。

JAL便の利用で、主に3つのマイルを貯められる
  • 入会搭乗ボーナス:入会後、はじめての搭乗で付与
  • 初回搭乗ボーナス:入会の翌年以降、毎年はじめての搭乗で付与
  • 搭乗ボーナス:フライトの10%プラス

例えば、年に一回東京-大阪間(280マイル)に搭乗するだけでも、入会搭乗ボーナスまたは初回搭乗ボーナスとして1,000マイル、搭乗ボーナスとして28マイル、合計で1,028マイルが貯まります。

普段のショッピングでも直接マイルを貯めることができるので、日常生活のなかでJALマイルをコツコツと貯められます。

ショッピングでのマイル還元率は0.5%(200円につき1マイル)で、以下のようなJALカード特約店では、ポイント還元率が1.0%(200円につき2マイル)にアップします。

JALカード特約店
  • JALグループ(航空券販売、機内販売など)
  • ファミリーマート
  • AEON
  • ENEOS
  • ロイヤルホスト

ショッピングでお得にマイルを貯めたい人には、「ショッピングマイル・プレミアム」の利用もおすすめです。

これは、加入するだけでマイル還元率が1.0%(100円につき1マイル)となる制度で、年会費とは別に年間3,300円(税込)が必要です。

1マイル=1円と単純計算すると、年間で66万円以上ショッピング利用がある人なら、ショッピングマイル・プレミアムに加入する価値があるといえます。

JALカードSuicaJALマイルもSuicaも同時に使う


出典:JAL カードSuica

年会費 2,200円(初年度無料) 申し込み資格 18歳以上
高校生を除く
日本国内にお住まいの方で、電話連絡のとれる方

ポイント還元率 0.50%~1.00% 電子マネー
スマホ決済
QUICPay
Suica
ポイント使用例 Amazonギフト券
こども商品券
(JALマイル)
付帯保険 海外旅行保険
国内旅行保険
国際ブランド 追加カード ETCカード:年会費524円
開催中のキャンペーン・特典
新規ご入会&条件達成で最大3,000マイルプレゼント

<入会ボーナス>
・カード入会月の2カ月後の月末までに5万円以上ご利用で500マイル
<ショッピングマイル・プレミアム入会ボーナス>
・JALカードショッピングマイル・プレミアムへご入会、カード入会月の2カ月後の月末までに5万円以上利用で1,000マイル
<ショッピングマイル>
入会ボーナスの利用金額による通常獲得マイルとして、5万円利用した場合500マイル
<入会搭乗ボーナス>
・入会後、JALグループ便にご搭乗で1,000マイル

キャンペーン期間:2024年2月20日~2024年5月31日 <Web受付日>

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JALカードSuica
おすすめポイント
  • 貯まったマイルをSuicaにチャージできる
  • Suicaはオートチャージ機能付き
  • 紛失や盗難でもチャージ残高が補償される

JALカードSuicaは、空のJALカードと陸のSuicaが一体になった一枚。通勤でJR東日本を利用する人など、陸マイラーでもマイルを貯めやすいのが特徴です。

JALカードSuicaでは、利用するサービスによってショッピングマイル(JAL)またはJREポイント(JR東日本)が付与されます。

いずれもSuicaへの入金(チャージ)として利用でき、電車やバス移動に便利です。

■JALカードSuicaで貯まる2つのポイント

ショッピングマイル JREポイント
還元率 0.5%(200円につき1マイル) 0.5%(1,000円につき5ポイント)
積算対象 JREポイント積算対象外の利用分 モバイルSuica、オートチャージ、Suicaへの入金(チャージ)、JR東日本のみどりの窓口など
交換例 10,000マイル=10,000円でSuicaに入金(チャージ)、特典航空券などに交換 1ポイント=1円でSuicaに入金(チャージ)、1,500ポイント=500マイルでJALマイルに交換

事前に設定しておけば、便利なオートチャージ機能も利用できます。

これは、Suicaの残高が不足したときに自動的にJALカードSuicaからチャージされる機能で、改札で引っかかる心配がありません。

さらに、JALカードSuicaは安心のチャージ残高保証付き。万が一カードを紛失しても、元のカード内にあった残高が新しいカードに移行されます。

再発行手数料として520円(税込)かかるものの、残高がすべて補償されれば、いざというときの被害も最小限に抑えられるでしょう。

JALカードnavi(学生専用)年会費無料で特典航空券に交換

出典:JALカードnavi

年会費 無料 申し込み資格 18歳以上~30歳未満の大学院、大学、短大、専門学校、高専4・5年生の方
ポイント還元率 1.00%~2.00% 電子マネー
スマホ決済
楽天Edy
WAON
楽天ペイ
ポイント使用例 JALマイル
Amazonギフト券

(JALマイル)
付帯保険 海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
国際ブランド 追加カード ETCカード:年会費無料
開催中のキャンペーン・特典
新規ご入会&条件達成で最大4,500マイルプレゼント
・新規ご入会で2,000マイル
・入会後、JALグループ便にご搭乗で1,000マイル
・カード入会月の2カ月後の月末までに5万円以上ご利用で500マイル
・2024年6月30日までに5万円以上ご利用&Visaのタッチ決済を1回以上ご利用で最大1,000マイル

キャンペーン期間:2024年2月20日~2024年5月31日 <Web受付日>

公式サイトはこちら

JALカードnavi
おすすめポイント
  • 18歳以上30歳未満の学生限定
  • 在学期間中は年会費無料
  • 在学期間中はマイルが無期限

JALカードnaviは、18歳以上30歳未満の学生のみを対象としたカード。年会費無料でありながら、以下のようにオリジナルボーナスマイルが充実しています。

■オリジナルボーナスマイルの種類

獲得できるマイル数 条件
つかってマイルボーナス 最大2,500マイル 20万円以上の利用で500マイル、60万円以上の利用で2,000マイル
語学検定ボーナスマイル 500マイル 準1級、1級)TOEIC(600点以上)の受験
祝卒業!JALカードご継続ボーナス 2,000マイル 卒業後、JALカード普通カードへ自動切り替え

JALカードnaviのマイル還元率は1.0%(100円=1マイル)。JALカード普通カードの0.5%に比べ、2倍もマイルが貯まります。

さらに、JALカード特約店を利用すれば、マイル還元率は2.0%(100円=2マイル)にまでアップします。

このようにして貯まったマイルは、在学期間中は無期限で利用できます。

また、「減額マイルキャンペーン」として、以下のように少ないマイル数で特典航空券と交換できます。一部の路線は対象外となりますが、卒業旅行などに役立つでしょう。

減額マイルキャンペーン
  • 国内線:1区間3,000マイル
  • 国際線:通常より最大6割引き

JALCLUBESTサクララウンジも利用可能


出典:JAL CLUB EST

年会費 2,200円(初年度無料)
※カード年会費に加え、JAL CLUB EST年会費5,500円が必要です。
申し込み資格 20歳以上~30歳未満
学生可
ポイント還元率 1.00%~2.00% 電子マネー
スマホ決済
QUICPay
WAON
ポイント使用例 Amazonギフト券
こども商品券
(JALマイル)
付帯保険 海外旅行保険
国内旅行保険
国際ブランド 追加カード 家族カード:年会費1,100円(初年度無料)
ETCカード:年会費無料
開催中のキャンペーン・特典
新規ご入会&条件達成で最大4,000マイルプレゼント
<入会ボーナス>

・カード入会月の2カ月後の月末までに5万円以上ご利用で500マイル
<ショッピングマイル・プレミアム入会ボーナス>
・JALカードショッピングマイル・プレミアムへご入会、カード入会月の2カ月後の月末までに5万円以上利用で1,000マイル
<ショッピングマイル>
入会ボーナスの利用金額による通常獲得マイルとして、5万円利用した場合500マイル
<入会搭乗ボーナス>
・入会後、JALグループ便にご搭乗で2,000マイル

キャンペーン期間:2024年2月20日~2024年5月31日 <Web受付日>

公式サイトはこちら

JALCLUBEST
おすすめポイント
  • 20代限定で、お得な特典が充実
  • 毎年2,500マイルをプレゼント
  • 年5回、サクララウンジを利用できる

JALCLUBESTは、20代限定の特典が充実している一枚。30歳になる誕生月の4カ月前の月末まで申し込みできます。

JALCLUBESTは、毎年2,500マイルが付与されるのが特徴です。初回は入会月の翌月、翌年以降はカード有効期限月の翌月に付与され、手続きはいりません。

入会搭乗ボーナスや毎年の初回搭乗ボーナスと合わせれば、それだけで毎年3,500マイル手に入ることになります。

また、JALCLUBEST会員は年に5回まで「サクララウンジ」を利用できます。対象となるのは国内17空港で、同行者一名も入場可能です。

ラウンジ内には以下のような設備があり、出発までの時間を優雅に過ごせるでしょう。

ラウンジ内の設備
  • マッサージチェア
  • シャワールーム
  • フリードリンク
  • スマホ充電器
  • アロマ

マイル還元率は、JALカード普通カードより高い1.0%(100円につき1マイル)。さらにマイルの有効期限は、通常36ヵ月のところ60ヵ月まで延長されます。

マイルの期限が長くなることで、よりじっくりとマイルを貯め、遠くの国に出かけることもできるでしょう。

JALカードCLUB-Aゴールドカード空港免税店で10%割引、空港ラウンジも利用


出典:JALカード club-A ゴールドカード

年会費 17,600円 申し込み資格 提携ブランドにより異なる
ポイント還元率 1.00%~2.00% 電子マネー
スマホ決済
WAON
ポイント使用例 Amazonギフト券
こども商品券
(JALマイル)
付帯保険 海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
国際ブランド 追加カード 家族カード:年会費8,800円
ETCカード:年会費無料
開催中のキャンペーン・特典
新規ご入会&条件達成で最大28,000マイルプレゼント
<入会ボーナス>

・カード入会月の2カ月後の月末までに5万円以上ご利用で500マイル
・50万円以上ご利用でさらに4,500マイル
・100万円以上ご利用でさらに7,000マイル
<ショッピングマイル・プレミアム入会ボーナス>
・JALカードショッピングマイル・プレミアムへご入会、カード入会月の2カ月後の月末までに5万円以上利用で1,000マイル
<ショッピングマイル>
入会ボーナスの利用金額による通常獲得マイルとして、100万円利用した場合10,000マイル
<入会搭乗ボーナス>
・入会後、JALグループ便にご搭乗で5,000マイル

キャンペーン期間:2024年2月20日~2024年5月31日 <Web受付日>

公式サイトはこちら

JALカードCLUB-A
おすすめポイント
  • フライトボーナスマイルが充実
  • 空港免税店の利用で10%割引
  • 国内、海外の空港ラウンジを利用できる

JALカードCLUB-Aゴールドカードは、普通カードに比べて搭乗ボーナスマイルを貯めやすいのが特徴。それぞれのボーナスマイルを比較すると、その差は歴然です。

■CLUB-AゴールドカードとJAL普通カードの比較

CLUB-Aゴールドカード JAL普通カード
入会搭乗ボーナス 5,000マイル 1,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス 2,000マイル 1,000マイル
搭乗ごとのボーナス 25% 10%

普段のショッピングのマイル還元率は1.0%(100円につき1マイル)。

以下のサービスを利用すれば、マイル還元率が2.0%(100円につき2マイル)にアップするうえ、購入価格が10%割引となります。

マイル還元率が2.0%&購入価格が10%割引
  • JAL、JTA機内販売商品
  • JALSHOP機内販売オンラインストア

もちろん、空港では出発前にラウンジを利用できます。対象空港は国際ブランドによって異なり、ハワイのホノルルをはじめ、海外の空港でもラウンジ利用が可能です。

さらに、JALカードCLUB-Aゴールドカード会員は、JALビジネスクラス・チェックインカウンターを利用できます。

エコノミークラス利用時も対象で、通常のチェックインカウンターの長い列に並ぶ必要がありません。

ラウンジとJALビジネスクラス・チェックインカウンターがあるだけで、空港での退屈な待ち時間を有意義に過ごせるでしょう。

編集部が執筆したJALマイルの貯まりやすいおすすめクレジットカードの記事も、ぜひご覧ください。

クレジットカードで海外系の航空マイルを貯めるならコレ

ANAやJALといった日系の航空会社ではなく、海外の航空会社のマイルを貯める方法もあります。特にマイルを貯めやすいのは、以下の2つ。

マイルを貯めやすいカード
  • MileagePlusセゾンゴールドカード
  • デルタスカイマイルアメリカン・エキスプレス・カード

よく行く国が決まっている人は、その国の航空会社を基準にしてもいいでしょう。

MileagePlusセゾンゴールドカードユナイテッド航空のマイルが貯まる

出典:MileagePlusセゾンゴールドカード

年会費 22,000円 申し込み資格 18歳以上
ポイント還元率 1.50% 電子マネー
スマホ決済
iD
QUICPay
楽天Edy
Apple Pay
Google Pay
楽天ペイ
ポイント使用例 マイレージプラス マイル交換
(マイレージプラス)
付帯保険 海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
国際ブランド 追加カード 家族カード:年会費5,500円
ETCカード:年会費無料
開催中のキャンペーン
なし

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MileagePlusセゾンゴールドカード
おすすめポイント
  • マイル還元率が1.5%と高い
  • マイルは無期限
  • 国内主要空港のラウンジを無料で利用できる

MileagePlusセゾンゴールドカードは、ユナイテッド航空(アメリカ)のマイルを貯めやすいカード。

ユナイテッド航空はもちろん、ANAをはじめとするスターアライアンス系の航空会社を利用する人におすすめです。

MileagePlusセゾンゴールドカードはマイル還元率が1.5%(1,000円につき15ポイント)と高いのが特徴。貯まったたマイルは無期限で、有効期限を気にする必要がありません。

また、国内の主要空港ではラウンジを無料で利用でき、出発までの時間をのんびりと過ごせます。

年会費として22,000円(税込)必要ですが、アメリカへよく出かける人は、年会費以上のお得を実感しやすいでしょう。

デルタスカイマイルアメリカン・エキスプレス・カードデルタ航空のマイルが貯まる

出典:デルタスカイマイルアメリカン・エキスプレス・カード

年会費 13,200円 申し込み資格 20歳以上のスカイマイル会員番号をお持ちの方
ポイント還元率 1.00%~2.00% 電子マネー
スマホ決済
QUICPay
楽天Edy
Apple Pay
ポイント使用例 スカイマイル マイル交換
(スカイマイル)
付帯保険 海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
国際ブランド 追加カード 家族カード:年会費6,600円(1枚目無料)
ETCカード:年会費無料
開催中のキャンペーン
5,000ボーナスマイルプレゼント
・新規ご入会されたお客様が対象。
25,000ボーナスマイルプレゼント
・新規ご入会&ご入会後6ヶ月以内に、新規ご購入のデルタ航空航空券でビジネスクラスを利用されたお客様が対象。

公式サイトはこちら

デルタスカイマイルアメリカン・エキスプレス・カード
おすすめポイント
  • 入会から1年間、上級会員資格「シルバーメダリオン」を利用できる
  • デルタ航空便の決済でマイルが2倍
  • 家族カード1枚目は年会費無料

デルタスカイマイルアメリカン・エキスプレス・カードは、デルタ航空でアメリカへよく出かける人におすすめのカード。

年会費は13,200円(税込)で、家族カードは1枚目なら無料で発行できます。

マイルの還元率は、通常1.0%(100円につき1マイル)。海外旅行の費用をカード決済すれば、さらに還元率はアップします。

・デルタ航空への支払い(航空券購入など):2倍
・海外での利用:1.3倍

さらに、入会から毎年ボーナスマイルが付与されるのも、デルタスカイマイルならでは。

入会から6ヵ月以内にデルタ航空の航空券を決済すれば、それだけで10,000マイルも獲得できます。

デルタスカイマイル
  • 入会ボーナスマイル:5,000マイル
  • 継続ボーナスマイル:2,000マイル
  • デルタ航空ファーストフライトボーナスマイル:10,000マイル(ビジネスクラスは25,000マイル)

入会後一年間は、上級会員資格の「シルバーメダリオン」が無条件で適用されます。

これにより、エコノミークラス利用時でも優先チェックインを利用できたり、空席があればワンランク上の「デルタ・コンフォートプラス」に無料アップグレードできたりと、さまざまな特典を受けられます。

翌年以降は、100万円以上の利用で「シルバーメダリオン」が適用されます。日々の買いものや公共料金の支払いなどを集約させれば、無理なく会員資格を継続できるでしょう。

クレジットカードのポイントをマイルに移行するならコレ

ポイントが貯まりやすいクレジットカードを選び、貯まったポイントをマイルに交換するという方法もあります。

ポイントが貯まりやすいクレジットカード
  • セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
  • MarriottBonvoyアメリカン・エキスプレス・カード
  • LUXURYCARD(ブラックカード)

それぞれ手数料などを確認し、無駄の少ないカードを選びましょう。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード自動移行で簡単

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セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードおすすめポイント
おすすめポイント
  • SAISONMILECLUBに登録すれば、ポイントをマイルに自動移行できる
  • 国内、海外で永久不滅ポイントを貯めやすい
  • 最大8,000円相当の入会特典

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは、貯まったポイントをマイルに自動移行できるのが特徴。カード年会費とは別に、年会費4,400円(税込)の「SAISONMILECLUB」に登録すると、1,000円利用するごとに10マイルが自動で貯まります。

なお、登録期間内の移行上限マイルは150,000マイルとなっています。

一般的なクレジットカードでは、ポイントからマイルへの移行には手続きが必要なことがほとんどです。

自動化によりこうした手間がかからないのは、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードならではのメリットでしょう。

さらに、入会特典として最大8,000円相当のポイントを獲得できます。初年度は年会費無料のため、カードを発行するだけでもお得を実感しやすいでしょう。

■セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードの入会特典

獲得ポイント 条件
カード利用 1,000ポイント(5,000円相当) 入会月から翌々月末までに50,000円(税込)以上の利用
キャッシング利用 300ポイント(1,500円相当) 入会月から翌々月末までに50,000円(税込)以上の利用とキャッシングの利用
家族カード(ファミリーカード)発行 300ポイント(1,500円相当) 入会月から翌々月末までに50,000円(税込)以上の利用と家族カード(ファミリーカード)の発行

「SAISONMILECLUB」に登録しない場合は、ポイント優遇により永久不滅ポイントを効率的に貯めることができます。通常のショッピング利用では、国内で通常の1.5倍の1,000円(税込)ごとに1.5ポイント、海外で2倍の1,000円(税込)ごとに2ポイントの永久不滅ポイントが貯まります。

「SAISONMILECLUB」に登録している場合はポイント優遇の対象外で、1,000円利用毎にたまるマイルとは別に、2,000円(税込)ごとに1ポイントの永久不滅ポイントが貯まります。

MarriottBonvoyアメリカン・エキスプレス・カード約40社のマイルと交換


出典:マリオット・アメックス・プレミアムカード

年会費 23,100円 申し込み資格 20歳以上のMarriott Bonvoy会員番号をお持ちの方
ポイント還元率 2.00%~4.00% 電子マネー
スマホ決済
楽天Edy
Apple Pay
ポイント使用例 ANAマイル
JALマイル

(Marriott Bonvoyポイント)
付帯保険 海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
国際ブランド 追加カード 家族カード:年会費11,550円(1枚目無料)
ETCカード:年会費無料
開催中のキャンペーン
最大16,000 Marriott Bonvoyポイントプレゼント
・ご入会後3ヶ月以内に30万円のカードご利用で10,000ポイント、合計30万円のカードご利用で6,000ポイントプレゼント。
Marriott Bonvoyシルバーエリートをご提供
・新規ご入会でMarriott Bonvoyの会員資格「Marriott Bonvoyシルバーエリート」をご提供。

公式サイトはこちら

MarriottBonvoyアメリカン・エキスプレス・カードおすすめポイント
おすすめポイント
  • 約40社の航空会社マイルと交換できる
  • 無料宿泊特典がプレゼントされる
  • MarriottBonvoyの「シルバーエリート」会員になれる

MarriottBonvoyアメリカン・エキスプレス・カードは、提携航空会社が38社と多いのが特徴。ANAやJALも対象で、カード利用で貯めたポイントを世界中の航空会社のマイルに交換できます。

マリオットホテル系列のカードとだけあって、無料宿泊特典が付いているのもポイントです。

年間150万以上のカード利用、翌年以降の継続が条件ですが、交換レート35,000ポイントまでのホテルに無料で宿泊でき、年会費23,100円(税込)以上のお得を実感しやすいでしょう。

また、MarriottBonvoyアメリカン・エキスプレス・カードに入会するだけで、MarriottBonvoyの「シルバーエリート」会員になることができます。

これは、本来なら年間で10泊以上の宿泊が必要な会員資格で、さらに年間100万円以上の利用があれば「ゴールドエリート」の資格も付与されます。

■MarriottBonvoyの会員資格とメリット

会員ランク 本来必要な宿泊実績 適用条件 主なメリット
シルバーエリート 10泊 カード入会 レイトチェックアウト

ホテル内の対象利用金額に対して10%のボーナスポイント付与

ゴールドエリート 25泊 年間100万円以上のカード利用 空室状況により、部屋のアップグレード

午後2時までのレイトチェックアウト

ゴールドウェルカムギフトポイント(250、500ポイント)付与

滞在時の利用で25%のボーナスポイント

LUXURYCARD(ブラックカード)交換手数料無料でANA、JALマイルへ移行可能


出典:LUXURYCARD(ブラックカード)

年会費 110,000円 申し込み資格 20歳以上
法人の代表者または個人事業主
ポイント還元率 1.25% 電子マネー
スマホ決済
QUICPay
Apple Pay
ポイント使用例 Amazonギフト券
JCBギフトカード
(ラグジュアリー・リワード・ポイント)
付帯保険 海外旅行保険
国内旅行保険
ショッピング保険
国際ブランド 追加カード 家族カード:年会費27,500円
ETCカード:年会費無料
開催中のキャンペーン
なし

公式サイトはこちら

LUXURYCARD(ブラックカード)
おすすめポイント
  • 航空会社へのマイル交換手数料が無料
  • 重さ22gの金属製カード
  • 24時間365日対応のコンシェルジュサービス

LUXURYCARD(ブラックカード)は、年会費110,000円(税込)のハイクラスなカード。

カード本体は22gの金属でできており、Mastercardの最上位ステータス「WorldElite」に該当します。

LUXURYCARD(ブラックカード)で貯まったポイントは、ANA、JAL、ハワイアン航空、ユナイテッド航空の4社のマイルに移行できます。

いずれも交換手数料は無料で、マイル交換に上限はありません。

また、日常生活や旅先で困りごとがあるときは、24時間365日対応のコンシェルジュサービスを利用できます。

レストランの予約やホテルのアップグレードなど、知識の豊富なコンシェルジュにライブチャット機能で相談でき、旅のプランニングにも役立つでしょう。

ほかにも、世界中の1,300ヵ所以上の空港ラウンジを利用できたり、国際線利用時は3個まで手荷物宅配が無料になったりなど、優雅な旅をサポートする制度が充実しています。

クレジットカードでマイルを貯めるメリット

フライトや日常のショッピングでマイルを貯めると、特典航空券をはじめさまざまま商品に交換できます。ここでは、マイルの主な使い方や、実際の交換レートを確認してみましょう。

特典航空券への交換

マイルの使い道として代表的なのは、特典航空券と交換する方法です。

例えば、東京-大阪間(片道)で必要なマイル数は、それぞれ以下のとおり。

ANA便はシーズンによってマイル数が変動すること、JAL便は空港ごとに追加マイルが定められているのが特徴です。

■東京-大阪(片道)の必要マイル数比較

ANA ローシーズン(L):5,000マイル
レギュラーシーズン(R):6,000マイル
ハイシーズン(H):7,500マイル
JAL A区間:6,000マイル
羽田空港・追加マイル:370マイル
伊丹空港・追加マイル:340マイル
合計:6,710マイル

往復で飛行機を利用する場合は、それぞれ倍のマイルが必要となります。また、支払いはマイルのみで、現金による追加精算はできません。

1マイルの価値が1円以上で実質還元率が高くなる

使い道によっては、1マイルの価値が1円以上になるケースもあります。

例えば、先述の東京-大阪間の航空券を正規購入すると、それぞれ1マイルあたりの価値は4円以上になります。

■東京-大阪間における1マイルの価値

必要なマイル数 正規航空券の料金(※) 1マイルあたりの価値
ANA便 6,000マイル(レギュラーシーズン) 28,510円 1マイル=約4.75円
JAL便 6,710マイル 31,060円 1マイル=約4.63円

※2022年11月現在。航空券価格はANAは「フレックス」、JALは「大人普通運賃」を適用

距離が長い国際線になれば、1マイルあたりの価値はさらに高くなる可能性があります。1マイルの価値を重視するなら、他の商品よりも特典航空券に交換するのがも賢明です。

座席のアップグレードに使える

国際線では、マイルを使って座席をアップグレードできます。

例えば、ANA国際線を利用する場合、アップグレードに必要なマイル数は以下のとおり。座席のランクが高くなるほど、必要なマイル数も多くなります。

■ANA便のアップグレードに必要なマイル数

区間基本マイレージ 主な行き先 エコノミー⇒プレミアムエコノミー プレミアムエコノミー⇒ビジネス ビジネス⇒ファースト
0〜2,000 中国、韓国 9,000 12,000 20,000
2,001〜3,500 東南アジア各国 15,000 18,000 30,000
3,501〜4,500 ホノルル、インドなど 15,000 20,000 35,000
4,501〜5,500 ロシア、オーストラリアなど 20,000 25,000 40,000
5,501〜 ヨーロッパ各国、アメリカなど 20,000 28,000 45,000

座席をアップグレードすると、長時間のフライトが快適になるだけでなく、優先チェックインを利用できます。

特に移動時間が長いアメリカやヨーロッパ方面へ出かけるときは、アップグレードすることで旅の疲れが軽減されるでしょう。

マイルが貯まるクレジットカードの選び方

マイルが貯まるクレジットカードは種類が非常に多いため、「どのクレジットカードを選んだらいいかわからない」と迷ってしまう人も多いでしょう。

そんなときは、以下の7つの項目を基準にすると、最適なカードを絞りやすくなります。

最適なカードを選ぶ7つの項目
  • 実際に乗る航空会社で決める
  • 空マイラーか陸マイラーか
  • マイルが直接貯まるカードを選ぶと効率的
  • 生活圏で決める
  • 空港ラウンジで決める
  • 付帯保険で決める
  • 学生専用がお得

マイル系クレジットカードを選ぶときは、旅行するときの快適性と、日々のマイルの貯めやすさの両方を考える必要があります。一つずつ、ポイントをチェックしてみましょう。

実際に乗る航空会社で決める

はじめに、よく搭乗する航空会社でクレジットカードを絞りましょう。

ANAとJALはもちろん、ユナイテッド航空やデルタ航空のように海外の航空会社系のカードも選択肢となります。

また、航空会社を選ぶ際には「アライアンス」も重要です。アライアンスとは、航空会社同士の提携のことで、同じアライアンスならマイルを相互交換できることがあります。

現在、世界には主に3つのアライアンスが存在します。もっとも加盟数が多いのはスターアライアンスで、日本ではANAが加盟しています。

■3つのアライアンスと加盟航空会社

加盟航空会社数 主な航空会社
スターアライアンス 26社 ANA、ユナイテッド航空、ルフトハンザ航空、シンガポール航空
ワンワールド 14社 JAL、アメリカン航空、ブリティッシュエアウェイズ、カタール航空
スカイチーム 19社 デルタ航空、エールフランス航空、アリタリア航空、大韓航空

空マイラーか陸マイラーか

空マイラーか陸マイラーかで、マイルを貯めやすいクレジットカードは変わります。それぞれが重視すべきポイントは、以下のとおりです。

空マイラーか陸マイラーかで、マイルを貯めやすいクレジットカードは変わる
  • 空マイラー:入会、継続、搭乗などのボーナスマイル
  • 陸マイラー:マイル還元率、ポイント獲得機会の多さ

空マイラーは、飛行機への搭乗でマイルを貯めやすいカードを選ぶのがポイントです。

例えば、ANAカードを発行すると、入会や継続、ANA便利用のたびにランクに応じてボーナスマイルが付与されます。

■カードランクごとのボーナスマイル

カードランク 入会・継続ボーナスマイル 搭乗ボーナスマイル
ANAカード一般 1,000 10%
ANAゴールドカード 2,000 25%
ANAカードプレミアム 10,000 50%

一方、陸マイラーはマイル還元率が高く、日々の買いものでポイントを貯めやすいカードが最適です。

特に重要なのは、マイル還元率の高さ。0.5%の違いはすごく小さく思えますが、利用額が多くなるほど、獲得できるマイル数も大きく変わってきます。

■クレジットカード利用額、マイル還元率ごとの獲得マイル数

0.5% 1.0% 1.5%
100万円 5,000マイル 10,000マイル 15,000マイル
150万円 7,500マイル 15,000マイル 22,500マイル
200万円 10,000マイル 20,000マイル 30,000マイル

生活保険文化センターが実施した調査によると、月々の生活費の全国平均は30.6万円。つまり、年間で約360万円の支出があることになります。

マイル還元率の高いクレジットカードを選び、日々の生活費をクレジットカード支払いにすれば、それだけでも年間でかなりのマイルを貯められるでしょう。

マイルが直接貯まるカードを選ぶと効率的

マイルを効率よく貯めるには、マイルが直接貯まる航空会社系のカードがおすすめです。

クレジットカードによっては、利用額に応じてポイントが貯まり、貯まったポイントをマイルに交換できるケースがあります。

しかし、こうしたケースは換算レートが低かったり、移行手数料がかかってしまったりすることがあります。

せっかく貯めたポイントも、マイルに移行することでもったいなく感じられることもあるでしょう。

たとえば、本記事で紹介したJALカードのように、直接マイルを貯められるカードなら、このような過程でマイルが無駄になってしまう心配がありません。

生活圏で決める

日常生活でマイルを貯めるなら、公共交通機関など生活圏を基準にするのも効果的です。

特にマイルが貯まりやすいのは、料金が高くなりがちな通勤定期券。

例えば、当記事で紹介したANAToMeCARDPASMOJCB(ソラチカカード)なら、通勤定期券の購入でお得にポイントを獲得でき、マイルに移行できます。

他にも、JR東日本の利用でポイントを貯めやすいJALカードSuica、東急線沿線での利用に便利なTOKYUPOINTClubQなど、マイルカードと交通ICカードが一体になったタイプだと、毎日の通勤でマイルが貯めやすくなります。

空港ラウンジで決める

ゴールドカード以上のクレジットカードだと、空港ラウンジを無料で利用できることがほとんどです。空港ラウンジを基準にクレジットカードを選ぶときは、以下の2点に注意しましょう。

夫婦や家族で旅行するなら、同伴者の利用可否は重要です。同伴者1名まで無料のラウンジなら、出発までのひと時を一緒に過ごすことができます。

また、利用できる空港ラウンジの数は、カードによってさまざまです。海外空港のラウンジが含まれていても、ハワイのホノルル空港だけというケースも少なくありません。

また、「空港のラウンジ」と一口にいっても、カードラウンジと航空会社ラウンジの2つがあります。

■カードラウンジと航空会社ラウンジの比較

カードラウンジ 航空会社ラウンジ
主な設置場所 保安場の通過前 保安場の通過後
条件 クレジットカードのゴールドカード会員など プレミアムクラスなどの航空券、プライオリティパスの所有者
ドリンク提供 無料 無料
アルコール提供 有料(無料のケースもあり) 無料
食事 有料(軽食のみ無料) 無料
シャワー 有料(無料のケースもあり) 無料

よりプレミアム感があるのは、豪華な食事まで無料で楽しめる航空会社ラウンジ。ゴールド会員では利用できないケースが多く、さらに上の会員ランクが必要となります。

また、海外なら「プライオリティ・パス」や「ラウンジキー」のように、一部のカード会員しか利用できないラウンジもあります。

こうしたサービスを利用できるのは、年会費が高いクレジットカードの会員に限られますが、海外に行く機会が多く出費も多い人なら、発行を検討してもいいでしょう。

付帯保険で決める

旅行によく出かける人は、クレジットカードの付帯保険を基準にするのもおすすめです。

付帯保険の補償額は、クレジットカードのランクによって異なります。例えば、ANAカードでは、ワイドゴールドカード以上で最高補償額が1億円になる可能性があります。

■ANAカードの付帯旅行保険(一例)

カードの種類 海外旅行 国内航空 国内旅行
一般カード 1,000万円 1,000万円 なし
ワイドカード 5,000万円 5,000万円 なし
ワイドゴールドカード(JCB) 1億円 5,000万円 5,000万円
ANAカード プレミアム(JCB、Visa) 1億円 5,000万円 1億円

また、クレジットカードの付帯保険には、「自動付帯」と「利用付帯」の2つがあります。

利用者にとってメリットが大きいのは、やはり自動付帯。旅行前に決済方法を考えたり、事前に手続きをおこなう必要がありません。

持っているだけでお守り代わりになるため、急な出張などでも心強いでしょう。

学生専用がお得

大学生や専門学校生なら、お得な特典が豊富な学生専用クレジットカードがおすすめ。ANAカード、JALカードには、いずれも年会費無料の学生専用カードがあります。

ANAカード〈学生用〉 JALカードnavi
年会費 無料 無料
旅行傷害保険 最大1,000万円 最大1,000万円
ボーナスマイル 入会&継続で1,000マイル

ANA便の利用で、10%のマイル

卒業後、一般カードへの切り替えで2,000マイル

入会で2,000マイル

毎年初回搭乗で1,000マイル

JAL便の利用で、10%のマイル

 

航空券の特典 25歳以下が対象の「 スマートU25  」で、当日の航空券が約半額 特典航空券を最大6割引で交換可能

いずれも、通常の一般カードと同等以上の優待があり、年会費も無料ととてもお得です。

お得な学生カードを持てるのは学生だけの特権ですので、在学中にぜひ発行しておきたいところでしょう。

なお、卒業後は年会費がかかる一般カードに移行することになります。

年会費無料にこだわりたい人は、29歳以下限定で年会費無料のANAJCBカードZEROや、初年度のみ年会費無料になるJALCLUBESTなどを検討するといいでしょう。

マイル系クレジットカードの注意点

日々の買いものでマイルを貯められるクレジットカードですが、ポイントをマイルに移行する際には注意が必要です。

思わぬ費用や手間がかからぬよう、事前に注意点を確認しておきましょう。

移行手数料が発生する場合がある

クレジットカードのポイントをマイルに移行する場合、移行手数料が発生することがあります。

例えば、ANAカードでは、マイル還元率の高いコースを選ぶことで移行手数料が発生します。

■ANAカードにおけるマイル移行手数料

該当するカード(一例) マイル移行手数料
マイル自動移行コース10マイル

(1ポイント=10マイル)

ANA一般カード

ANAワイドカード

ソラチカ一般カード

JCB:年間5,500円(税込)

その他:年間6,600円(税込)

ANAカードプレミアム

ANAワイドゴールドカード

ソラチカゴールドカード

ANAカード学生用

無料
マイル自動移行コース5マイル

(1ポイント=5マイル)

ANA一般カード

ANAワイドカード

ソラチカ一般カード

ANA JCBカードZERO

無料

10マイルコースを選ぶと、マイル移行手数料として年間5,500円(税込)または6,600円(税込)がかかることがあります。

マイル還元率が高いのはお得ですが、移行するポイント数が少なければ、元をとれない可能性も考えられるでしょう。

カードの年会費にプラスしてマイル移行手数料を支払うなら、少し年会費が高くてもマイル移行手数料が無料のカードを発行するのも一つの手です。

移行期間に日数がかかる場合がある

クレジットカードのポイントによっては、マイル移行に日数がかかることがあります。主なポイントサービスからマイルへの移行期間は、以下が目安となります。

中には、メトロポイントのように移行に1~2ヵ月かかることもあります。せっかく十分なポイントが貯まっていても、移行が完了するまでは特典航空券を予約できません。

また、月間に1回のみ、最大18,000マイルと定められているソラチカカードように、マイル移行上限が定められているカードもあります。

国際線で多くのマイル数が必要な場合、こうした上限によって十分にマイルが移行できなくなってしまうことも十分に考えられます。

こうした移行期間や上限を考えたくない人は、マイルが直接貯まるANAカードやJALカードを発行すると安心でしょう。

マイル系クレジットカードのよくある質問

最後に、マイル系クレジットカードに関するよくある質問をQ&A形式で解説します。少しでも効率よくマイルを貯めるためにも、事前に疑問点はクリアにしておきましょう。

Q.ANAマイルとJALマイルどちらがいい?

A.どちらが優れているということはありません。

よく利用する航空会社、ショッピングでのマイルの貯めやすさ、マイル還元率などによって、最適なカードは異なります。

海外旅行によく出かける人は、先述のアライアンスを見比べ、どちらのアライアンスをよく使うかを基準にするのもいいでしょう。

Q.ANAマイルとJALマイルは合算できる?

A.異なる航空会社のマイルは、合算できません。

例えば、ANAマイルを1,000マイル、JALマイルを1,000マイル所有していても、2つをあわせて2,000マイル分の特典航空券と引き換えることはできません。

同じ日本の航空会社でも、ANAマイルとJALマイルはまったく別物と考えるべきです。

そのため、せっかくマイルを貯めるなら最初から一つのマイルに絞って貯めるほうが効率的です。

Q.マイルに有効期限はある?

A.ANAマイル、JALマイルともに、36ヵ月後の月末までです。

例えば、2022年12月に貯めたマイルは、2025年の12月31日まで有効です。ただし、期間限定マイルや用途限定マイルは、キャンペーンによって有効期限が異なります。

ANAの場合、マイルは以下の4つの種類に分かれます。マイルは有効期限が近いものから順に消化されるため、期限切れになってしまうリスクを抑えられるでしょう。

■ANAのマイル4種類と有効期限

マイルの種類 有効期限
通常マイル 36カ月後の月末まで
期間限定マイル キャンペーンにより有効期限が異なる
用途・期間限定マイル
航空関連サービス・期間限定マイル

当記事で紹介したJALカードnavi(学生専用)やMileagePlusセゾンゴールドカードのように、マイルを無期限で貯められるカードもあります。

また、ANAアメリカン・エキスプレス・カードのように、マイルに変換する前のポイントなら無期限で保有できることもあります。

日々の買いものでマイルをじっくりと貯めたい人は、このように有効期限を気にする必要がないカードを選ぶといいでしょう。

Q.マイルはどうやって計算される?

A.「区間基本マイレージ×予約クラス・運賃種別ごとの積算率」で計算されます。

区間基本マイレージはIATA(国際航空運送協会)が定めるTPM(運賃計算に使用する区間距離)に基づいており、航空会社ごとに大きな違いはありません。

積算率は予約クラスや運賃種別によって変動し、割引率が高いほど積算率は低くなる傾向にあります。また、特典航空券を利用したフライトでは、マイルは加算されません。

Q.国際ブランドはどれを選べばいい?

A.海外旅行によく行く人なら、世界中で使いやすいVisaかMastercardがおすすめです。

JCBは日本のクレジットカードブランドで、国や地域によっては取り扱っていないお店が多いことがあります。

日本国内での利用に困ることはありませんが、海外では不便に感じる可能性もあるでしょう。

(まとめ)

当記事では、全部で16枚のマイル系クレジットカードを紹介しました。

ANA系 ANAアメリカン・エキスプレス・カード

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

ANAJCB一般カード

ANAJCBワイドカード

ANAToMeCARDPASMOJCB(ソラチカカード)

楽天ANAマイレージクラブカード

JAL系 JALカード普通カード

JALカードSuica

JALカードnavi(学生専用)

JALCLUBEST

JALカードCLUB-Aゴールドカード

海外系 MileagePlusセゾンゴールドカード(ユナイテッド航空系)

デルタスカイマイルアメリカン・エキスプレス・カード

ポイントをマイルに移行する セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード

MarriottBonvoyアメリカン・エキスプレス・カード

LUXURYCARD(ブラックカード)

まずは、よく利用する航空会社を基準に選択肢を絞り、各カードのマイル還元率、マイルの貯めやすさなどを比較してみましょう。

毎日の出費をマイル系クレジットカードに集約させれば、毎年マイルで海外旅行や家族旅行に出かけるのも夢ではありません。

ぜひ自分に合ったマイル系クレジットカードを発行し、楽しみな旅行に向けて今からコツコツとマイルを貯めていきましょう。

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